- なぜ現金貯金をするの？現金貯金のメリットデメリット
- 銀行にこだわった方がいい理由【おすすめの銀行】
- ペイオフ対象の銀行に預けましょう。
- バランスのよい貯蓄をしましょう。
今日はこんな疑問に答えていきます。
なぜ現金貯金をするの？現金貯金のメリットデメリット
- 現金貯金のメリット
- 現金貯金のデメリット
- 現金貯金だけに頼るのは危険
貯金にはいろいろなタイプがあります。私は3つのタイプで貯金をしています。
・現金貯金
・投資
・貯蓄型保険
現金貯金は、銀行の金利分しかプラスにならずお金の価値が下がればその分損をしますが、全部投資や保険に回すと大変なことになります。
現金貯金のメリット
現金貯金の最大のメリットは、自分の好きなタイミングでお金動かすことができること。
投資や貯蓄型保険は今使いたいと思っても現金化するには手続きをしなければならないので、早くても数営業日はかかってしまいます。
またコロナショックのようなタイミングで売却となると損をすることも…
いきなり会社が潰れたなど不測の事態になったときのために最低でも６ヶ月収入がなくても生活できるくらいの現金貯金は残しておきましょう。
現金貯金のデメリット
現金貯金のデメリットは先程もちらっとお話しましたが、お金自体が働いてくれずに銀行内でグースカ寝ているだけのニート状態なので増えることはありません。
もちろん銀行の金利分は増えますが、投資や貯蓄型保険に比べたら運用率は比べものになりません。
なので、100万円を現金貯金して銀行に寝かせたままだと今は100万円の物が買えるけど未来には今の50万円分の物しか買えなくなる可能性が…
インフレ、デフレが関係してくるお話なので詳しくはまた別の記事でお話します。
現金貯金だけに頼るのは危険
現金貯金の自由に動かせるメリットは残しつつ生活費６ヶ月以上貯まった場合は、現金貯金のデメリットを補うために現金貯金と投資、貯蓄型保険とバランスを見ながら貯蓄しましょう。
自由に動かす点は現金貯金が補って、お金の価値が下がる点は投資や貯蓄型保険で補うのが一番おすすめの資産運用です。
銀行にこだわった方がいい理由【おすすめの銀行】
- 銀行の選び方を間違えると損することに
- おすすめの銀行【GMOあおぞらネット銀行】
- おすすめの銀行【楽天銀行】
金利でみると今はネット銀行一択の時代ですね。ちいさなお金ですが何年、何十年とみたら大金になります。貯蓄用銀行は今のうちに金利がいい銀行に乗り換えをしましょう。
銀行の選び方を間違えると損することに
メガバンクの金利は基本的に0.001％でたくさんお金を預けていても利子が全くつきません。私がオススメの銀行は0.1％越えです。
おすすめの銀行【GMOあおぞらネット銀行】
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行とGMOインターネット傘下のGMOフィナンシャルホールディングスが共同出資したネット銀行です。
| 金利 | 振込手数料 | ATM出金手数料 | 利息支払日 |
|---|---|---|---|
| 0.001～ 0.11％ | 月0～15回まで無料(以降は143円) | 月0～15回まで無料(以降は100円) | 毎月1日 |
金利を0.11％で利用するには、GMOクリック証券を開設する必要があります。実際に株の取引などをする必要はないので銀行開設と共に証券の開設も終わらせましょう。
100万円を1年間預けた場合…
| 銀行 | 金利 | 利息 |
|---|---|---|
| メガバンク | 0.001％ | 10円 |
| GMOあおぞらネット銀行(証券開設なし) | 0.001％ | 10円 |
| GMOあおぞらネット銀行(証券開設あり) | 0.11％ | 1,100円 |
1年間での差額は、1,090円。
10年後の差額は、10,900円。
30年後の差額は、32,700円。
これが預入額が200万円、300万円となると2倍3倍と変わってきます。
おすすめの銀行【楽天銀行】
2001年に国内で2番目にできたネット銀行です。2020年6月時点ではネット銀行内で最大手になります。
| 金利 | 振込手数料 | ATM出金手数料 | 利息支払日 |
|---|---|---|---|
| 0.02～0.1％ | 月0～7回まで無料(以降は200~250円) | 月0～3回まで無料(以降は152~238円) | 9/30,3/31 |
金利を0.1％で利用するには、GMOあおぞらネット銀行と一緒で楽天証券を開設する必要があります。こちらも実際に株の取引などをする必要はないので銀行開設と共に証券の開設も終わらせましょう。
100万円を1年間預けた場合…
| 銀行 | 金利 | 利息 |
|---|---|---|
| メガバンク | 0.001％ | 10円 |
| 楽天銀行(証券開設なし) | 0.02％ | 200円 |
| 楽天銀行(証券開設あり) | 0.1％ | 1,000円 |
1年間での差額は、800~990円。
10年後の差額は、8,000~9,900円。
30年後の差額は、24,000~29,700円。
現金貯金だけでなく今後投資をしたいと思っている方はどちらにしろ証券の登録が必要となります。投資をしたいけど証券を登録するのは1つだけと考えているなら銘柄の多い楽天証券がオススメです。
ペイオフ対象の銀行に預けましょう。
- ペイオフ対象ってなに？
- ペイオフ対象の銀行はどこ？
まずはご自身の銀行がペイオフ対象銀行なのか調べて対象外だった場合、急いで預金を移しましょう。
ペイオフ対象ってなに？
銀行がもし潰れた場合預金額1,000万円までは保証してくれる預金保険制度のことです。
その際1,000万円超える預金は、58%しか保証されなかった為1,000万円を超える場合は分散させて預金することが大切なリスク管理です。
ペイオフ対象の銀行はどこ？
預金保険機構のホームページからペイオフ対象の銀行を調べることが出来ます。
令和2年10月時点で136銀行が対象内となっています。
【都市銀行】
・みずほ銀行
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行
【その他の銀行】
・新生銀行
・セブン銀行
・ジャパンネット銀行
・楽天銀行
・GMOあおぞらネット銀行 …等
もちろん信用金庫や地方銀行にも複数あります。
バランスのよい貯蓄をしましょう。
現金は動きやすく絶対すべき貯蓄方法ですが、増やすためにほかの貯蓄方法と組み合わせてバランスよく資産形成していきましょう。
貯蓄用銀行は基本的にお金を動かさないで貯めていくと思うので少しでもいい金利に預けて少しでもお金に働いてもらってください。
ライフプランを立てて何歳までにいくら貯蓄が必要なのか事前に計画してみましょう。以前の記事でライフプランの立て方についてやエクセルや画像でライフプラン表がダウンロードができるようになっています。
是非活用してみてください。
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